手付金返済間近・退去や敷金に関するトラブルと解決法

物件の支払いをすべて済ませ手付金も返済間近、引っ越しを検討する人もいるでしょう。
でも不動産トラブルは不動産を購入する時だけでなく退去する時にも、発生する可能性が大きいんです!
手付金も無事戻ってくるし心配なしと安心しないで退去前だからこそ、もう一度契約内容を読み返してトラブルを回避しましょう。

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細かい傷まで修繕費を支払わなければいけない?

トラブル体験者:カスガさん (四十代後半男性・会社員)

月末で別の不動産へ引っ越すことが決まり、手付金もすべて返ってくるとのことなので安心して準備を進めていました。
しかし引越し前に手付金のことなどもう一度契約書を確認しておこうと思い、チェックすると「室内の修繕・リフォームはすべて入居者が負担する」という一文が!
五年以上住んでいたので室内には細かい傷も多少はあります。
もしこれをすべて修繕しようと思ったらいくらくらいかかるんだろう!? と引越し直前になって焦り始めてしまいました。
引越ししてからトラブルになるのもイヤだし、どのように解決すれば良いか悩んでいます。

解決方法
時間による劣化・日常生活でついた傷は負担しなくてよい

入居者が普通に日常を送っていてついた傷や時間により劣化してきた部分は、修繕費を支払う必要がありません。
もし契約書に「入居者が全額負担すること」と書いてあっても、下記の条件に当てはまらない場合は負担義務はありません。

■特約の必要性があり、且つ客観的・合理的な理由があること
■入居者が不動産を修復しなければいけないと認識していること
■入居者が修復にかかる料金を負担したいという意思表示をしていること

質問者さんの場合は普通の生活を送っていた際についた傷・時間の経過によって劣化した部分があるということを認識していますが、さらに回復させなければいけないという義務感を感じていません。
つまりこの場合は「すべて入居者負担」という義務は当てはまらないことになります。

まとめ

今回のように「通常の生活の中でついてしまった傷であっても、自分が修繕費用を負担しなければいけないのか」という思いを抱えている方は多いのではないでしょうか。
その場合にはしっかり契約書を読んでどのような場合に入居者が修繕費用を負担しなければいけないのかを確認しましょう。
違う物件へ引っ越してからトラブルになったりすると色々と生活にも支障をきたしてしまいます。
引越しが決まったらまずは今住んでいる物件の契約書をチェックすることから始めましょう。

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